大人になれない。

出来事や思ったことを自由気ままに。

「金がない」に対する後悔

 

やりたい事をやるって難しい。

まず、自分が何をしたいのか、やりたいのかを明確にしなくちゃいけない。

これが出来ないまま大学4年間があっという間に過ぎた。

 

いや、やりたい事はその時その時で何かしらあったはずだ。

でもいつも何かしらを理由にして「出来ない」と決めつけて、何もせずに時間だけが過ぎていった。

大抵その理由は「お金がないから」だった気がする。

今思えば金がないなりに何か出来たんじゃないかと思う。

親に前借りするとか、時給のいいバイトに変えたり、単発のバイトをしてみたり…。

何の努力もしないまま時間だけが過ぎていった。

 

何かといえば親は「金がない」と言った。

大学進学時からずっと「金がかかるなぁ」とぼやかれ続け、実家にいることが苦痛になった。

そんなに金がかかって嫌なら、産まなきゃよかったのに…。

人間一人分にかかる金なんて、兄で十分予測がついただろうに。

私の「金がない」という癖はこの家庭環境が影響してるんじゃないだろうか。

なーんて思うけど、全部私を守る言い訳でしかない。

言い訳でしかないけど、言い訳させてくれ。

私は私を騙し続けることでしか自分を守ることが出来ない。

 

でももぅ騙すことも難しくなってしまった。

こうやって過去の言い訳ばかりして時間を無駄に使っていた自分を後悔してるのだから。

 

どうして大人の言う「今しかできないことをしろ」「大学生のうちしか時間がない」は心に響かなくて、3つ上の卒業した先輩の言葉は響くんだろう。

どうしてありきたりな言葉がこんなにも引っかかって、私に後悔という気持ちを植え付けたんだろう…。

 

もっといろんな所に行って、いろんな物を見て、多くの人と関わりを持って、いろいろなことを感じて、人生を豊かにすべきだったと思う。

もっと早く気付きたかったなぁ。