キラキラ働く人って一体何なんだろう。
単純に凄いと思う。
だって1日の大半を会社で過ごして、プライベートに費やせる時間は限られていても充実させていくんだもの。
凄いと思う。
だからこそキラキラ働く人って「すごい人」ってよりも「何者?」って感じ。
私とは別の人種に思えてしょうがない。
1日の大半を会社で過ごす5日間。
本当に生きた心地がしない5日間。
毎日ビクビクしながら生きてる。
楽し働くって思った以上に難しいことだと分かった。
この間、私のお世話係が言った「仕事楽しい?長く続けられそう?」という言葉が呪いのように私の頭にまとわりついて離れない。
あー…長く続けなきゃいけないんだ…って思った。
正直に言うことが出来れば楽なのに、それが出来ない。
本心を隠して体の良い言葉で取り繕った。
本当は仕事なんて楽しくないし、長く続けられ気もしない。
だってずっと辞めたいって思いながら働いてるんだもの。
60歳まで働くとして、あと37年。
死んだように働いているから1日がものすごく長く感じる。
その1日を5日間過ごして1週間。
その5日間を4回迎えて1ヶ月。
その1ヶ月を12回迎えて1年。
それでやっと1年。
その1年を37回繰り返さなきゃいけない。
吐き気がする。
子供の頃、私がおばあちゃんになるまで生きると想像して、その果てしない未来に対して私は「私」のまま生きられないと思っていた。
私が「私」としてそんなに長く生きることを想像できなかったから、20歳になったら20歳までの「私」という人格は消えて、記憶や経験、思い出を引き継いだ20歳からの「私」という人格が私として生きていくんだと思ってた。
でもそんなことはなかった。
20歳を迎えても「私」は「私」のままだった。
20歳前からの私という人格が今日も「私」として生きている。
どうせだったら新しい20歳からの人格が「私」として生きてくれたらよかったのに…。
20歳からの新しい「私」という人格は、もしかしたらキラキラ働く人になれたかもしれないのに…。
今の苦しみから解放されるなら私は「私」を放棄したいな。