気づけば9月。
今年の夏はクズに拍車をかけてしまった夏だった。
地元から引っ越して半年が過ぎた。
新しい生活や仕事にも慣れてきたところで、だんだんと空白の時間が増えていった。
もともと友達が少ないうえに、地元から離れたせいでより一層友達がいない。
数少ない友達と遊べばいいものを、まず休みが合わない。
あと私が出不精なのと、常に金欠なのが原因で家に引きこもりがちである。
元カレと別れた後にやけくそで入れた出会い系アプリを駆使して、
何人かの異性とごはんに行ったりもした。
遊び目的の人が嫌いと言いつつ、真面目くんには魅力を感じないことに気づいたこの夏。
そういえば出会い系であった人とはごはんに行っただけであって、ホテルには行っていないことに気づいた。
偉い(笑)
一人で飲みに行けるバーを開拓し、仕事終わりに一人カウンター席で酒を飲む。
それも可愛くない20~30度のショートカクテル。
マスターとの会話を楽しみながらひたすら飲む。
真夜中0時頃、バーから駅まで一人で歩く。
その間に声をかけてくる男性がちらほら。
アルコールが入っているのと、非日常を味わいたい好奇心のせいで、
ふらふらとついていく。
アタリの時もあるし、外れの時もある。
楽しくお酒を飲めたもん勝ちってことにしておく。
そして翌日、冷静な状態でお財布を確認すると、今月も大ピンチだということに気づく。
この繰り返し(笑)
ちゃんと家まで帰れたら割と偉いと思っている。
こういうところ自分に甘いなぁと切実に思う。
ホテルには行きたくない。
喘ぐのしんどいし、アルコールが消えた時の後悔が苦しい。
そんなこんなで昨日も0時まで飲み、ナンパされて缶チューハイで乾杯したが、
理性が打ち勝ちタクシーで帰り、翌日の今日、たった1日しかない休日を寝て過ごすというクズさ。
あと、元カレとはセフレになってしまった。クズ。
真夏の最高気温が年々上がっていくのと比例して、私のクズさも年々あがっていくんじゃないかと思う。
アルコールの力を借りて、大嫌いな自分から目を背けて、非日常を味わう。
知らない人と楽しくお酒を飲みたい。
ただ、ホテルには行きたくない。
簡単なようで難しい私の願望。
女も男もめんどくさい(笑)
そして元カレの存在。
お互いに恋愛感情はないのに関係をもってしまう都合の良い関係。
けどもう私から連絡をとるのはやめるって決めました。
けどまあ、自分に甘い私のことだから絶対に連絡とらないなんてことはないと思うけど(笑)
今回はちょっとだけ頑張ってみようかな(笑)
クズに拍車をかけて自分が迷子だけれど、そろそろ地に足つけて歩いていきたい。
もう秋になるしね。
24歳の夏。
若いからいいじゃないってマスターだったら言うんだろうなぁ…。